自分でできる健康のケアと健診の受診勧奨の関連性について

多くの人が会社などで年に1回は健康診断を受けていますが、その結果についてしっかりと向き合えているのでしょうか。近くに都合の良い医療機関が無い、平日に医療機関へ行く時間が無いなどの理由を挙げて再検査や精密検査を受けない人が大勢いるのが現状です。健診後に受診勧奨を受けた場合、改めて受診して気になるところを診てもらうことが、大きな病気を早期発見するためにも大切なことなのです。健診で気になる項目の一つにメタボリック症候群があります。健診1週間前からお酒や間食を控えるという声も聞かれますが、直前になって焦るよりも日々の生活に少しずつ運動を取り入れるなどの工夫はできると思います。例えば、エレベーターの使用を控えて階段を使うようにしたり、近距離であれば通勤を自転車や徒歩に切り替えることも効果的です。

もしも受診勧奨を受けたらどうするべきか

健診後に受診勧奨を受けた場合、再検査の結果を報告義務がある会社などでは、医療機関があらかじめ指定されている場合もあります。指定されていなければ、まずはかかりつけの医療機関へ行きましょう。健診結果が悪くても、必ずしも治療を受けなければならないということではなく、軽度であれば生活習慣の改善から指導が始まります。再検査や精密検査に掛かる費用は、事前に確認することができると安心です。健診結果について評価、判定欄だけを確認して捨ててしまうようなことはやめましょう。そこには自分でも気づかないような体の変化や生活習慣に対するアドバイスが書かれています。再検査を受けるように会社がしつこくて…と感じる人もいるかもしれませんが、健診結果は会社も把握しており、保健指導や受診勧奨を行うことが企業の努力義務です。

受診勧奨をきっかけに自分の健康と向き合う

例えば、生活習慣病は突然現れる病気ではなく、10年以上も前から何かしらの予兆が現れているはずです。生活習慣病には自覚症状が無く、その予兆を発見するためにも、定期的な健診を受けることは大切です。脳卒中や心筋梗塞など、気付いた時には進行している病気は重症化していると家計に大きな影響を与えることも覚えておきましょう。また、日本人の3人に1人ががんで亡くなっています。自分は風邪もひかない健康体で、病院に行くのは嫌いだからという人に限って発見が遅れてしまいます。早期発見できれば完治率が上がり、治療の選択肢が増えることを知っておかなければいけません。未然に防げたかもしれないと後で後悔しないためにも、定期的な健診を受けることと、受診勧奨を受けた場合には、自分の健康と向き合う良いきっかけをもらったと思うようにしましょう。